小学生のよくある英語学習の2つの悩みと解決法：個別相談会実施（新学年に向けて）

イベント

ニュース

ブログ

小学生のよくある英語学習の2つの悩みと解決法：個別相談会実施（新学年に向けて）

2022年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

品川区西大井のグローバル親子クラブ（GOC）の代表・藤巻です（代表メッセージ代表ブログ）。働く女性のキャリアと子育て・子どもの英語教育の両立支援の一環で、英語学童クラブとして2016年3月にGOCを設立しました。今では、英語学童クラブ（英語学童クラス）のみならず、０歳〜中学生までの子どもたちが、学校の活動や他の習い事などと英語学習を両立できるよう、レッスンの時間や場所を選択できるように複数のクラスを用意しています（各レッスン情報はこちらから）。少し遅くなってしまいましたが、2022年もスタッフ一同子どもたちの英語力向上のために努めて参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

GOCには、西大井、大井町、中延、荏原、戸越、大田区馬込など近隣地域から多くのお子さんたちが通っています。現在、GOCでは40人以上の小学生が英語を学んでいます。放課後の英語学童クラブでは、伊藤小学校、伊藤学園、大井第一小学校、上神明小学校、豊葉の杜学園、品川翔英小学校、山中小学校など、地域の各小学校からお子さんたちが集まり一緒に学習しています。0才〜年長さんの生徒さんも増え、クラスを増設して皆で楽しく英語を学んでいます。

♠もうすぐ新学期。進級や進学に備えよう。

お母さんお父さんたちは、年が明けて1, 2月頃になると、子どもたちの4月からの新学年の生活や学習環境を意識し始めると思います。私の息子は小学高学年になり、英語以外にも学ぶことが沢山あって家族の誰よりも日々忙しく過ごしています。多くの進学塾では2月から新学年の学習がスタートします。時が過ぎるのは早く「もう新学年の勉強が始まるんだ」と少し焦りながら、保護者としては必然的に2月になると新学年の学習環境を考えさえられる時期でもあり、誰かにちょっとしたことを相談したいなと思ったり、疑問が出てくる時期でもあります。小学校低学年、高学年、中高生では保護者の悩みも変わってきます。学習面だけではなく、「ギャングエイジ」や「反抗期」など子どもたち心や体の成長に伴って生じることにも悩まされることも多いと思います。私は、英語学習の仕方も子どもたちの成長過程と無関係ではないと思っていますので、子どもたちの様子をよく見ながら、新学年に進級後もそれぞれの家庭や子どもの状況に応じて一番いい英語学習方法を一緒に考えていきたいと常日頃から思っています。

♠小学生のお母さんお父さんのよくある英語学習の悩み

働きながら子育てをしているお母さんやお父さんは毎日大忙しです。仕事で同僚に会う機会があっても、なかなか子育ての話しをする時間がなかったり、子どもの学習についてゆっくり話す相手がいないこともよくあることです。気づけば自分のキャリアや子育てについて気軽に相談する時間や相手がなく、孤独感を感じる時もあると思います。例えば、英語学習に関しては小学高学年になるにつれて次の様な悩みがよく出てきますが、「皆どうしているのかな」「うちの子に合う方法はどれかな」などと他のお母さんたちの意見も色々と聞きたくなるものです。

①お友達と遊ぶ時間と英語の学習の時間をどう取るか

小学3年生頃になると放課後にお友達とも遊ぶ時間も増えてきます。放課後は英語学童クラブでずっと何時間も過ごすというよりも、公園で自由にお友達と遊びたいという子も多くなります。社会性を育む上ではお友達との関わりも大事です。小学生の子どもたちの予定を考える上で重要なのは、ある日を1日だけ考えるのではなく、1週間通して予定を考えるとことだと色々な子を見ていて思います。毎日予定を詰め込んでしまうと子どもたちも疲れてしまうので、例えば、○○曜日は遊んだ後に17時から短時間のオンライン英語レッスン、○○曜日は学童クラブ、○○曜日と○○曜日は自由に遊ぶ曜日という様に、心身共にバランスが取れるように週間予定を立てると良いと思います。1週間全体の予定を子どもと一緒に考えると、子どもたちも自ずと○○曜日と○○曜日は習い事を頑張ろう、○○曜日と○○曜日はお友達と楽しく過ごそうとメリハリをつけやすくなると思います。

GOCでは、英語学童クラブの英語レッスンの時間は2時間と長いので、高学年になってお友達と遊ぶ時間で忙しくなったら、週1回30分のマンツーマンレッスンをお勧めしています。もちろん、お母さんお父さんの仕事の予定との調整も大事ですので、それぞれのご家庭に合ったレッスン場所や時間をご提案しています。週1回30分でも、英語学習を継続することが大切です。実際に、コツコツと週1回30分のレッスンを頑張り、成果を上げている子どもたちがたくさんいます。成果が子どもたちのやる気と自信につながり、中学生になっても英語を得意科目として頑張ろうと取り組めるようになります。

②塾通い（中学受験）と英語学習の両立は可能か

今は、中学受験のために4年生から塾に行く子も多いと思います。塾通いが始まると、塾の宿題や復習もありやることも盛りだくさんです。塾通いが始まったばかりの時は慣れないことでストレスも溜まりやすくなりますが、GOCにも塾に通いながら英語学習を続けている高学年のお子さんはたくさんいます。塾や他の習い事などとのバランスを取りながら英語学習を継続することは可能だと思います。英語ができると将来の世界や選択肢が広がること、少しずつでも良いから英語学習を継続することで中学生になったときに自分のためになるということを中長期な視野で捉えるようにすることが大事です。英語学習が楽しいと思えれば、中学受験勉強のちょっとした息抜きにもなります。ただ、英語学童クラブでずっと何時間も他のお友達と過ごしながら英語を学習する時間はなくなってしまうと思うので、4年生になって塾通いが始まった後は英語学習の時間をゼロにはせずに週に1回30分位の短時間レッスンが受けられれば理想です。

一卵性双生児を対象にした信頼できる研究によると、外国語の習得は、遺伝によって左右される要素が、数学や音楽・スポーツよりもはるかに少なく、与えられた環境に依存することが証明されています（出典『言ってはいけない－残酷すぎる真実－橘玲著（新潮新書）』）。つまり、将来グローバル社会で英語を駆使して活躍出来るかどうかが、幼少期の環境や保護者の選択にかかっているとも言えます。是非、多くの子どもたちに一生の財産として英語力を身につけてほしいと思っています。

レッスンではなくても家で家族と英語で話す時間をとってみる、英語で何か映画を見てみるなど英語に触れる時間を作るだけでも違うと思います。例えば、週に1回30分のレッスンを小学6年生の夏くらいまで続けて、その後は少しお休みして中学受験終了後にまた英語レッスンを再開したというお子さんもいます。GOCでは、そのお子さんや家庭に一番合う方法で子どもたちのコーチのような存在として一緒に英語学習を考えていければと思っています。

♠英語学習相談に加えて、身近な子育て・育児相談相手として

GOCでは、学年や英語のレベルなどに応じて、会員の保護者の方々を対象に代表が以下のようなご質問やご相談を個別にお話しする面談を実施しています。コロナ感染拡大前は子育てや仕事との両立に関する座談会を対面で開催していましたが、今は残念ながらなかなか大人数で集まる機会が持てないので、昨年と今年は個別面談を実施しています。保護者の方とのお話しが、英語学習だけではなく、子育てや育児相談に広がることもあります。冒頭にお話ししたように、子どもたちの学習と心身の成長は切っても切り離せないと思っていますので、色々な角度からお話しさせて頂き、そのお子さんにとって最適な学習方法を一緒に考えていき、ご提案させて頂きたいと思います。特に新学期前に面談のご案内をしていますが、通年を通していつでもご相談下さい。